中茶牌沱茶・生茶・2010年:勐海班章寨
2006年〜2007年、中国国内に大変な普洱茶ブームが沸き起こり、投機筋も参入して正しくそれはバブル状態で、2008年早々にあっけなく弾け去りました。そののち3年を経た現在も、その時の傷跡は癒えておらず、茶叶市場内はひっそりとしています。
そうした状況の中で、ただ一人気を吐いているのが勐海県老班章寨という村です。老班章の3文字か付くだけで、原料の晒青毛茶は1kg=2000元という信じられない価格になります。
班章寨は布朗山にあり元は一つの村でしたが、40年ほど前に老班章、新班章、老曼娥の三寨子に分かれます。老茶樹は主に老班章寨に多くあり樹齢は200年以上で、愛伲族120数戸が管理・採取します。
さてこの沱茶、なぜか勐海周辺の茶区に強い店から仕入れています。ご覧のように沱茶5個を竹壳で包んでいます。表装紙の意匠はあの伝説の「紅印圓茶」と同じで、刷り色も赤々とおめでたいですね。2006年からQS認証制度が制定され、製造茶厰や製造年月日など、ことこまかに表示しなければならないのですが、この沱茶はその表示が一切ありません。誠に怪しいというほかないですが、何度も飲んで味にほれ込みました(笑)。この怪しさにご賛同くださる方は、勇気を持ってお買い求めください。一沱250g:4000円です。
布朗山の茶樹は二種類に分けられ、一類が一般に言われる大葉種に相近しく、あまり苦くなくて地元の人は“甘茶”と称します。一種類は苦茶の変種でとても苦くて、地元の人はこのような茶を“苦茶”と呼びます。この二種類の茶樹の葉の表側はすべて隆起して、苦茶の葉の表側が隆起するのは更に際立っています。この二種の違いは老曼娥で更に明らかといいます。さてさて、この沱茶はどちらかというと、茶葉は勇壮ですが甘味があると感じます。
◎中茶牌沱茶・生茶・2010年:班章寨____ 入荷しました。 在庫10個

